介護福祉士ってどんな資格なの?

19, 6月 2017 by SLkai7uK in 介護の資格特集     No Comments

介護福祉士が担う仕事

介護福祉士は、日々の暮らしを自立して暮らすことに支障のある高齢者や体や精神に障害を持つ人に対して、食事や入浴、排泄等及び家事など身体・生活両面の援助を行います。
単に要介護者や障がい者の介護のみならず、居宅で介護を担う家族に対しても、介護手法の相談に応じたり、適切な助言も求められます。

同種の資格としてホームヘルパーがありこちらも公的な資格なのですが、福祉士は国家資格で、従って、福祉士の方が格上とされ、試験のレベルも高めです。

介護関連資格を持たなくとも介護の業務に就けますし、福祉士とヘルパーの間で現実の業務に大きな差が存在するわけでもありません。
しかし、専門知識やスキルの高い介護福祉士の資格を持つ方が就職・転職や待遇面で有利です。

実施する個別の業務として例を挙げると
身体介護の例に、食事介助、衣服の更衣、入浴介助等、相手の体に触れる性質の介護で、ベッドから車椅子へ移ったり自動車への乗りこみ介助等が挙げられます。
日々の暮らしで困難な動作は、要介護者によって違います。
要介護者が何に困っているのか、解決するにはどうすれば良いかを考えながら介護します。

生活援助は食事の準備、洗濯、掃除等、居宅で生活するには必須の家事全般を援助します。
要介護者本人が、その人らしく地域で暮らしていくために、何の援助が必要かを考えながら援助します。

介護福祉士試験の概要と受験資格

試験の申し込みは例年8~9月で、試験は翌年1月に実施され合格発表は3月です。

この試験を受けることが出来る資格を得る方法として、「3年以上の経験を積む」、「福祉系高校や養成施設を修了」の2種類に大きく区分されます。

介護の実務経験を3年以上積んだ上で受験する場合はさらに、実務者研修を受講することが必要です。

実務経験3年の判定にあたっては、筆記試験を受験する年の3月末で判定します。
また、実務者研修の終了は、受験の申し込みをする年の12月の末までに終了する必要があり、計画的に受験日程を組まなくてはいけません。

合格基準の目安

筆記試験における合格の目安はテスト問題を100点満点とした場合の約60%の正答がパスの目安とされています。
また、筆記試験は、試験科目10科目の全ての分野での得点が必要です。

筆記試験の配点は1問1点の合計125満点で、すべての問題が5者択一のマークシート方式で実施されます。
問題の出題形式は「適切なモノを1つ選べ」「適切でないモノを1つ選べ」「最も適切なモノを1つ選べ」等と問われ、紛らわしいので問いをじっくり読んで回答する必要があります。

合格率は、平成27年度まではおおむね60パーセント程度の推移でしたが平成28年度は70%を超えました。
これは実務者研修が必須とされたため、この終了が間に合わずに受験者数が減少したことが影響したのではないかと言われています。

試験範囲は広範なのですが、国家試験としては難関ではないので、キッチリ勉強して臨めば合格できる難易度です。