社会福祉士ってどんな資格なの?

30, 7月 2017 by SLkai7uK in 介護の資格特集     No Comments

福祉サービス全般のスペシャリストとして活躍

社会福祉士は、疾病や障害、経済状況など様々な原因で、日々の暮らしを安定して送れなくなった人の相談を受け、安定して生活できるようにサポートする福祉全般に関わる仕事です。

社会福祉士が担当するのは、高齢者介護、障害者支援、児童福祉等、福祉の分野全てが網羅されます。

相談の内容は、福祉施設の入居、介護士の派遣、居宅での生活の継続など、相談内容は広範囲で、ヒアリング等から個々人の抱える問題を把握します。
課題を把握した上で、要介護者に最適な支援やサービスを結び付けて提案し課題を解決していくのです。
そのため、どのような支援制度があり、その適用要件は何かという知識が無くては出来ない仕事です。

福祉全般の知識が求められるのに加え、介護の基礎や介助方法、基礎医学、心理学等、身に付けるべき知識の分野は奥深いものがあります
また、介護施設や病院施設との連絡調整や相談者本人、家族の話を傾聴してアドバイスすることが多いですので、知識だけでなくコミュニケーション力が必要な仕事です。

このように社会福祉士は福祉関連の高い知識を有することから、福祉の世界では最もリスペクトを集める資格であり、試験のレベルも最難関なのです。

社会福祉士以外では禁止される仕事はない

社会福祉士は福祉分野のスペシャリストですが、この資格を有していないとできない仕事はありません。
ただ、名称独占の資格なので、試験に合格しない限り「社会福祉士」の肩書きは使えません。

実際に、福祉関連の相談業務を担当して働いている人は、職場によって名称が異なっているのです。
病院で福祉に関する相談業務を担う職は多くのケースで「ソーシャルワーカー」の名称ですし、老人介護施設の福祉相談業務を担う職は「生活相談員」の肩書で仕事をしています。

施設で福祉関連相談を担う人の全てがこの資格を持つ訳ではないですが、社会福祉士は多数のソーシャルワーカーや相談員が在籍する施設で彼らを取りまとめる指導者的なポジションについています。

社会福祉士になるには国家試験の合格が必須

社会福祉士になるには、国家試験の合格が必須ですが、まずその受験資格を満たす必要があります。
受験資格の取得のパターンには、福祉系の大学で決められたカリキュラムを終了する、福祉系の短大で決められたカリキュラムを終了したのち実務を約2年経験するなど4つのパターンがありますので、資格を目指す人は自分どの道を選択するかを定める必要があります。

合格するには問題の総得点の約6割の得点が目安です。
ただし、18科目のすべての科目で得点することが必要です。

合格率はこの10年ほどおよそ2割から3割の間で推移しています。